サンディスク、最大45MB/秒で読み書きできるSDカード


 サンディスクは、最大45MB/秒での高速伝送に対応したSDカード「サンディスク・エクストリーム・プロ・SDHC・UHS-Iカード」の国内出荷を2月2日より開始したと発表した。

 今回発表された新製品は、最大45MB/秒でのデータの読取・書込が可能なUHSスピードクラス1対応のSDカード。8GB、16GB、32GBのモデルが用意され、それぞれ店頭価格は6000円、1万2000円、2万3000円程度になる見込み。

 このほか同社では、最大100MB/秒の書込に対応した128GBのコンパクトフラッシュカードも発表。国内では3月に発売される予定。店頭価格は15万円程度になる見込み。

 都内で開催された発表会では、同社マーケティング部ディレクターの大木和彦氏、米本社 リテールイメージング製品 マーケティング ディレクターのスーザン・パーク氏より新製品およびメモリカード市場のトレンドについて説明があった。

 大木氏によれば、昨年末にかけて発売されたGALAXY SやIS03といったスマートフォンが登場したことでmicroSDカードの需要が大きくなった。同社の場合、16GBと32GBのモデルの出荷が好調で、金額ベースでは全体の40%を占めているという。

 なお、microSDカード規格製品のUHS対応については、「UHS対応の携帯電話やスマートフォンが無い現時点においては、あまりニーズがない」(パーク氏)として、直近で対応する意向がないとしながらも、「将来的には登場する」(同氏)であろうとの見通しを示した。

(湯野 康隆)

2011/2/2 18:20