ドコモとゼンリンデータコムが提携強化、行動支援サービスを検討


 NTTドコモとゼンリンデータコムは、業務・資本提携を強化すると発表した。地図サービスや位置情報サービスを拡充し、行動支援サービスの提供を検討する。

 今回の提携関係の強化は、2007年6月の業務・資本提携により実現した、携帯電話向け位置情報連動サービスなどの成果をふまえて実施されるもの。「ユーザー一人ひとりの多様化するニーズに合わせた地図サービスの普及・拡大を目指す」としており、観光・スポット情報、地下街地図といったデータの充実、3D技術によるナビゲーションの高度化などにより、位置情報に基づく行動支援サービスの提供を検討する。

 資本提携の強化では、ゼンリンデータコムが、ドコモとゼンリンを引受先とした第三者割当増資を実施する。

 



(太田 亮三)

2009/8/24 16:50