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ロンドンに「Apple Music Hall」新設、ライブや空間オーディオ録音も

 アップルは、英ロンドンのバタシー発電所にライブ音楽会場「Apple Music Hall」をオープンすると発表した。現地時間28日に運用が始まる。

 バタシー発電所は、アップルの英国オフィスやApple Battersea(バタシー)のほか、さまざまな店舗が入居する複合施設。

 新たにオープンするApple Music Hallは、ライブに加えて空間オーディオの録音や、ミキシング作業、マルチカメラでのビデオ撮影といった、本格的な音楽活動を行える設備を備える。

空間オーディオやマルチカメラ撮影に対応

 Apple Music Hallは、600人を収容できる規模のライブ会場。客席を囲むように48個のスピーカーを備えた空間サウンドシステムが設置された。

 ステージ幅は約11.5メートルで、従来型の正面向きの構成のほか、周囲を取り囲むようなレイアウトにも変更できる。

 バックステージにはレコーディングとミキシング専用のスタジオが2つ設けられている。マルチトラック録音や、空間オーディオのミキシング作業に対応する。会場内には16台以上のカメラが有線接続されており、映像は放送調整室へ送信される。従来の放送用カメラに加えて、iPhoneを用いたビデオ撮影システムも備える。

 アーティストは、ライブを行うと同時に、空間オーディオ音源やミックス、マルチカメラによる映像作品を完成させて持ち帰ることができる。会場で行われたパフォーマンスは世界中へライブ配信される。

新たなラジオスタジオも併設

 Apple Music Hallの開設にあわせて、「Apple Music Radio」の新たなスタジオもバタシー発電所内にオープンした。ロンドンの全DJが同施設から生放送を行う拠点となる。Apple Music Radioは世界中で24時間365日生放送されており、無料で楽しめる。