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3周年迎える短文SNS「Threads」、日本で利用時間2.3倍に 「Dear Algo」導入も検討

 Metaの短文投稿型SNS「Threads」(スレッズ)が3周年を迎える。3周年の当日となる7月5日を前にした1日、同社は東京都内で日本での動向と今後の展開を報道陣向けに説明した。

Facebook Japanの味澤将宏氏

利用伸びるThreads、日本との親和性

 6月、グローバルでの月間利用者が5億人を超えた。日本における利用時間は前年比130%増と大きく伸びた。Meta日本法人のFacebook Japanで代表取締役を務める味澤将宏氏は「プラットフォームの利用時間が前年比で2倍を超えるというのは非常に大きな成果」と実感を語る。

 利用時間の伸びは、グローバル全体での傾向だが日本を含めたアジア圏が顕著だという。味澤氏はその背景として、ユーザーのアクセス経路の変化が大きいと見る。当初はInstagramやFacebookの閲覧中におすすめされたThreadsの投稿から遷移することが主だったが、現在ではユーザーがThreadsアプリを直接開いて単体で利用するようになり、日常の一部として定着したのではと分析する。

 グローバルにおけるThreadsのインプレッションの50%以上は「返信」が占めており、日本においてはその傾向がさらに高い。味澤氏は「ユーザーはThreadsの投稿を単純に見ているだけでなく、返信・コメントをして楽しんでいる傾向が強く、これはThreadsならではのカルチャー」と語る。

 味澤氏によれば、日本におけるThreadsの成長は、こうした相互のやりとりが活発なことに加えて、Instagramとの使い分けが進んでいることや音楽、ライフスタイル、スポーツといった各ジャンルのコミュニティが形成され、活性化されていることが影響している。特に、当初はInstagramの延長線上という使われ方が目立ったThreadsだが、現在では両サービスでフォローしているアカウントの大半が異なるユーザーの割合が1/3以上に上るほか、テキスト中心の投稿がグローバルに比べて高いなど、独自の文化が形成されているという。

「Dear Algo」日本導入など、今後の展開

 Threadsではこれまで、前述のコミュニティ機能やフィードの管理、AIによる注目されている話題の要約、米国の一部でライブチャットなどの機能を提供してきた。

 米国やカナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国では「Dear Algo」という言葉とともに、表示を増やしたり減らしたりしたい種類のトピックをポストに入力することで表示されるコンテンツを調整できる機能「Dear Algo」(ディア アルゴ)が提供されており、前述のライブチャット機能とあわせて、日本でも導入を検討しているという。ほかにInstagramやFacebookではすでに提供されている「Meta AI」との連携も計画されている。

 説明会では、Threadsユーザーの「手抜き警察」氏(@tenuki_police)と石川県でブロッコリーなどを生産する安井ファーム 広報課(@yasuifarm_official)の土田龍之介氏が登壇。それぞれのThreadsの使い方などを語った。

手抜き警察氏(写真中央)と安井ファームの土田氏(写真右)