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ドコモ、2025年度は増収減益 コンシューマ通信の減益をスマートライフと法人でカバー

 NTTドコモは8日、2025年度の通期決算と2026年度の業績予想を発表した。2025年度はスマートライフ事業や法人事業が好調に推移し増収となったものの、コンシューマ通信事業での積極的な販促費用の投下などが響き、全体としては減益となった。

2025年度決算は増収減益

 2025年度通期の営業収益は前年比2450億円増(+3.9%)の6兆4581億円、営業利益は前年比785億円減(-7.7%)の9421億円、EBITDAは前年比174億円減(-1.0%)の1兆7431億円となった。

 スマートライフ事業と法人事業は、M&Aやオーガニック成長などによりそれぞれ2048億円、1219億円の増収を記録し、利益面でも増益が確保された。一方でコンシューマ通信事業は、モバイル通信サービス収入が減少したことに加え、端末購入プログラムの影響や販売促進費用の積極投下により、1665億円の大幅減益となった。

2026年度は増収増益を見込む

 2026年度の通期業績予想は、営業収益が前年比3629億円増(+5.6%)の6兆8210億円、営業利益が前年比9億円増(+0.1%)の9430億円と、増収増益が見込まれる。

 引き続き成長分野であるスマートライフ事業と法人事業が力強く成長し、コンシューマ通信事業の減益分がカバーされる見通し。課題であるモバイル通信サービス収入の減収幅は、2025年度の299億円減から2026年度は153億円減へ縮小を見込む。