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つくばエクスプレス、「クレカ乗車」で運賃20%割引の早朝キャンペーン

 首都圏新都市鉄道、三井住友カード、ジェーシービー、QUADRACの4社は、5月11日から、つくばエクスプレス(TX)でクレジットカードなどのタッチ決済を活用した混雑緩和施策「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」を実施する。平日の早朝時間帯に特定の駅間でタッチ決済を利用して乗車すると、普通旅客運賃が20%割引になる。

早朝の分散利用を促進、運賃を自動割引

 実証実験として行われるキャンペーンは、5月11日~7月31日の平日に実施する。なお、7月20日の「海の日」も対象に含まれる。対象となるのは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯のタッチ決済による乗車。

 平日の始発から6時30分までの間に対象の入場駅で自動改札機をタッチして入場し、対象の出場駅で出場することが適用条件となる。この条件を満たすと、10円単位の普通旅客運賃から20%が割り引かれ、10円未満の端数は切り上げ処理される。

対象駅

 たとえば、つくば駅から秋葉原駅まで利用した場合、通常1280円の運賃が1030円に、流山おおたかの森駅から北千住駅までの利用では580円が470円になる。

 事前の手続きは不要で、対象のカードやスマートフォンを自動改札機の専用端末にタッチするだけで適用される。改札機のディスプレイには割引前の運賃が表示されるが、実際の決済時には割引後の金額が請求される。

輸送の平準化と利便性向上を目指す

 今回の施策は、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」による乗車データを活用した早朝割引として、首都圏の鉄道事業者では初の取り組みとなる。

 つくばエクスプレスでは、2026年2月までに全20駅へのタッチ決済導入を完了しており、現在は改札機全体の約4割で利用が可能。施策を通じて早朝の時間帯に移動をシフトすることで、車内環境の向上とゆとりある通勤体験の提供を目指すとしている。

 各社の役割として、三井住友カードとジェーシービーは決済プラットフォームの提供や各ブランドのプロモーションを担当する。QUADRACは決済・認証に関するSaaS型プラットフォーム「Q-move」を提供する。