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ブラウザの「戻るボタン」“乗っ取り”はスパム、グーグルが新方針
2026年4月14日 19:16
グーグルは、検索のスパムポリシーの中で「戻るボタンの乗っ取り」(back button hijacking)と呼ばれる行為を「悪意のある行為」の明示的な違反として追加したと発表した。6月15日から適用される。
戻るボタンの乗っ取りとは、ユーザーがブラウザの戻るボタンを押した際に、直前のページに戻ることを妨害する行為を指す。ユーザーが過去に訪れたことのないページへ強制的に遷移させられたり、意図しない広告が表示されたりするなど、正常なWebブラウジングが妨げられる。
戻るボタンの乗っ取りは、Webサイトが利用している外部のライブラリーや広告プラットフォームに起因して発生する場合もある。グーグルは、こうした行為がユーザー体験を著しく損ない、不満を招くとして問題視。こうした振る舞いのWebサイトが増加していることから、ポリシーへの明記に踏み切った。
今後、戻るボタンの乗っ取りを行っているWebサイトは、グーグルの担当者による手動でのスパム対策や自動的な順位降格の対象となり、Google検索の検索結果でのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性がある。Webサイト運営者には、6月15日の新ポリシー適用開始までに、ユーザーのブラウザ履歴を操作して戻る操作を妨げるようなスクリプトや技術を削除または無効化することが求められている。
