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ソフトバンクの「SoftBank Free Style」って何が違うの? メリット・デメリットを徹底解説

 ソフトバンクは、ソフトバンクオンラインショップで「SoftBank Free Style」を提供している。2025年11月のサービス開始以降、シャオミやOPPO、REDMAGICといったハイエンドモデルやゲーミングモデルがラインアップに加わってきた。

 従来の「キャリアモデル」とは何が異なり、どのようなユーザーに向いているのか。本記事では、そのメリットとデメリットを整理する。

「SoftBank Free Style」とは

 「SoftBank Free Style」は、ソフトバンクが販売元となりつつ、家電量販店やメーカー公式サイトなどで流通しているオープンマーケットモデル(SIMフリースマートフォン)を取り扱うサービス。

 従来のキャリアモデルでは、ソフトバンク独自のアプリがプリインストールされていたり、起動時にキャリアロゴが表示されたりすることが一般的だった。一方、本サービスで扱われる端末は、メーカー本来の仕様のまま出荷される。

オープンマーケットモデルでありながらキャンペーンも利用可能

 大きなメリットのひとつは、通信キャリアによるカスタマイズが施されていないメーカー仕様の端末を、キャリアの分割払いシステムで購入できる点。

 ソフトバンク系アプリがプリインストールされていないため、ストレージ容量を圧迫しにくい。必要なアプリがあれば、アプリストアから個別にインストールできる。また、OSアップデートやセキュリティパッチは、キャリアの検証を経ることなくメーカーから直接配信されるため、最新機能を比較的早く利用できる。

 通常、オープンマーケットモデルを一括購入する場合、10万円~15万円程度の初期費用が必要になるが、48回分割払いを利用できる。月々の支払額を数千円台に抑えつつ、高性能な端末を入手できる点は魅力だ。ただし、分割払いを利用するにはソフトバンクの契約が必要となる点には注意したい。

 さらに、「SoftBank Free Style 購入特典 PayPayキャンペーン」として、購入機種に応じたPayPayポイントが還元されるキャンペーンも実施されている。メーカー公式サイトでの購入と比べ、実質価格が割安になるケースもある。

SoftBank Free Style ラインアップ(2026年1月27日時点)
機種名一括価格割賦価格(48回)PayPayポイント実質価格
Xiaomi 15T6万4800円1350円/月5000円相当5万9800円
Xiaomi 15T Pro10万9872円2289円/月1万5000円相当9万4872円
OPPO Find X914万9808円3121円/月2万円相当12万9808円
REDMAGIC 11 Pro15万7824円3288円/月1万円相当14万7824円

 たとえば、ハイエンドモデルの「Xiaomi 15T Pro」は一括払いだと約11万円だが、48回払いを利用すれば月々の負担は2300円弱に抑えられる。さらに1万5000円相当のポイント還元を加味すると、実質9万円台半ばで入手できる計算だ。

 ゲーミングスマホの「REDMAGIC 11 Pro」や、カメラ性能に優れた「OPPO Find X9」といった15万円前後の高額モデルも、月々3000円台前半から利用できるため、一括購入にハードルを感じていた層には有力な選択肢となるだろう。

サポート体制の違いには注意

 一方で、購入後のサポート体制は従来のキャリアモデルとは大きく異なるため、いくつか注意すべき点もある。

 たとえば、端末が故障した場合、ソフトバンクショップに持ち込んでも修理受付は行われない。ユーザー自身が各メーカーのサポート窓口に連絡し、修理を依頼する必要がある。

 キャリアショップでの修理対応ではないため、修理期間中の代替機貸し出しサービスも原則として利用できない。予備の端末がない場合、修理期間中に通信手段を確保できなくなる可能性も考えられる。

 また、キャリアが提供するサポートや端末保証サービスの対象外となる点にも留意が必要だ。たとえば、買い替えプログラム「新トクするサポート」は、現時点で提供されている4機種すべてが対象外となっている。

 さらに、ソフトバンクが提供する「あんしん保証パック」などの補償サービスも利用できない。補償が必要な場合は、メーカーが独自に用意する保証プランへの加入を検討することになる。

おサイフケータイは非対応の可能性も

 キャリアモデルでは一般的だったFeliCa(おサイフケータイ)も、オープンマーケットモデルでは搭載されていない機種がある。「SoftBank Free Style」で取り扱われる製品の中にも、FeliCa非対応の端末が含まれる。

 現在販売されている端末では、「Xiaomi 15T Pro」「OPPO Find X9」「REDMAGIC 11 Pro」がオープンマーケットモデルでありながらFeliCaに対応している。一方で、「Xiaomi 15T」はFeliCaを搭載していない。

FeliCa搭載の「OPPO Find X9」

 「SoftBank Free Style」は、メーカー本来の仕様を重視しながら、キャリアの分割払い制度や各種キャンペーンを活用したいユーザーにとって、有力な選択肢となる。キャリア独自のアプリがなく、OSアップデートも比較的早く提供される点は、端末の使い勝手や最新機能を重視する層にとって魅力だ。

 一方で、修理や補償といったサポートはメーカー対応が前提となり、FeliCa非対応の機種も含まれるなど、従来のキャリアモデルとは前提条件が異なる。価格や性能だけで判断するのではなく、サポート体制や必要な機能を含めて検討し、自身の利用スタイルに合っているかを見極めることが重要になる。