ニュース
25年上期の携帯電話出荷台数は1420万台、MM総研の調査
2025年11月18日 18:03
MM総研は18日、「2025年度上期国内携帯電話端末の出荷台数調査」を発表した。
総出荷台数は1420万台と2023年度上期から回復傾向にあるものの、2000年度以降の数字としては過去3番目に少ない台数になった。調査では、キャリアによる下取りプログラムやNTTドコモのFOMA(3G)停波に向けた買換促進施策が影響したと分析している。
総出荷台数は前年+7.2%増
フィーチャーフォンとスマートフォンなどを含めた国内携帯電話端末の総出荷台数は1420.0万台(前年同期比+7.2%)、スマートフォンは1385.7万台(同+8.3%)、フィーチャーフォンは34.3万台(同ー25.3%)だった。なお、総出荷台数に占めるスマートフォンの比率は97.6%(+1.1ポイント)となっている。
スマートフォンの内訳では。5Gスマートフォンが1376.8万台(同+8.2%)と伸長傾向にあるものの、スマートフォン全体に占める5G対応比率は99.4%と1ポイント減少している。
調査では、スマートフォンへの出荷台数が増加した要因を、買い替え需要の増加が大きいと分析する。その要因として、キャリアによる下取りプログラムを活用した買い替え循環が本格化したことや、キャリア間での獲得競争が依然として活発であること、2026年3月末のドコモのFOMA回線(3G)の停波に向けた最後の買い替え促進が影響しているとしている。
依然アップル人気は変わらず、グーグルとサムスンがシェアを伸ばす
メーカー別にみると、アップルが1位で605.4万台(同+6.0%)でシェアは42.6%(同ー0.5ポイント)、スマートフォンの出荷台数シェアは43.7%(同ー1.0ポイント)だった。若干シェアを落としたものの、最新のiPhone 17は発売直後から好スタートを切っており、依然として人気が示された。また、iPhone 16eはサブブランドからも提供が進んでおり、サブブランド内でのiPhoneシェア向上に寄与しているという。
また、2位はグーグルで227.6万台(同+46.7%)シェア16.0%(同+4.3ポイント)、3位はサムスン電子で163.1万台(同+52.3%)シェア11.5%(同+3.4ポイント)とシェアを伸ばした。4位はシャープで118.9万台(同ー29.1%)シェア8.4%(ー4.3ポイント)、5位はFCNTで102.5万台(同+101.0%)シェア7.2%(同+3.4ポイント)と続いた。グーグルは楽天モバイルのオンラインショップでの取り扱いを開始した点、サムスン電子はソフトバンクで10年ぶりに取り扱いを再開した点が影響していると分析。FCNTは2023年5月の民事再生法申請からレノボによる出資を受けて再出発、arrows we2やらくらくスマートフォンシリーズが復調をけん引したとしている。
SIMフリー市場ではシャオミが躍進
ドコモとKDDI、ソフトバンク、楽天モバイル以外で販売されているSIMフリースマートフォンについても調査を実施している。これらオープン市場とキャリア4社の出荷台数を見ると、1位がドコモの464.9万台(シェア33.5%)、2位がソフトバンクの356.9万台(25.8%)、3位がKDDIの
355.6万台(25.7%)、4位が楽天モバイルの64.5万台(4.7%)だった。4社合計で89.6%を占めた一方、オープン市場は143.8万台(+15.8%)でシェア10.4%(同+0.7ポイント)に拡大した。
オープン市場に限定すると、1位はアップルで58.5万台(シェア40.7%)、2位がシャオミで18.5万台(12.9%)、3位がサムスン電子で13.2%(9.2%)、4位がシャープで13.1万台(9.1%)、5位がモトローラで12.6万台(8.8%)となった。




