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ソフトバンクとMetaら、日本とシンガポールを結ぶ海底ケーブルの建設に合意

署名セレモニーの様子

 22日、ソフトバンクは、Meta、アイ・ピー・エス、TM Technology Services Sdn. Bhd.および PT XLSmart Telecom Sejahtera Tbkと、日本とシンガポールを結ぶ国際海底ケーブル「Candle(キャンドル)」の建設に合意したと発表した。あわせて、日本電気(NEC)とシステム供給契約を締結した。

 運用開始は2028年の予定。

 Candleは総延長約8000kmの光海底ケーブルで、急増するデータ通信需要に対応したインフラの拡充や、冗長ルートの確保に貢献するとされている。

Candleのルート

 ソフトバンクは、Candleの日本の陸揚げ局として「ソフトバンク丸山国際中継所」(千葉県南房総市)を提供する。同社では、海底ケーブル戦略の一環として、北海道や九州などに陸揚げ拠点を建設する取り組みを進めており、陸揚げ拠点を分散配置することで、災害や障害に強い冗長性の確保と、国際通信網のさらなる強靭化を図るとしている。

 また、既設の国際海底ケーブルとCandleを組み合わせることで、アジア全域における持続的な社会・産業の発展を支えていく。