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「代引き配達を利用したインターネット通販に注意」、国民生活センター

 国民生活センターは、代引き配達を利用したインターネット通販のトラブルについて注意を呼びかけている。

 国民生活センターは、2023年4月にも偽物が届くインターネット通販トラブルで代金引換サービスの利用が増加していると注意喚起を行っている。しかし、その後も依然として同様のトラブルが寄せられているという。

 寄せられた事例では、大手家電メーカーのロゴが掲載されている商品を代引き配達で注文したが、メーカーと無関係の品物だったケースがあった。このほかにも、サイトに表示されていた素材と違う商品が届いたが、販売サイトは商品に問題はないとして返金に応じないケースなどが寄せられている。

インターネット通販での「代引き配達」に関する相談のうち、販売方法に問題のある年度別相談件数と、そのうち偽物や連絡不能などの相談割合および外国が関係する相談割合(引用:国民生活センター)

 同センターでは、注文前に「販売サイトの住所」、「連絡先」などをよく確認することや、代引き配達の仕組みや特徴を理解して利用するよう呼びかけている。

 トラブルに遭遇した場合、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどに案内する消費者ホットライン「188(いやや)」へ相談できる。