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平デジタル大臣が「iPhoneのマイナカード」をさっそく体験

 本日24日、iPhoneに「マイナンバーカード」の機能を搭載できる「iPhoneのマイナンバーカード」がスタートした。コンビニ交付サービスなどを利用できる。午後、平将明デジタル大臣が都内のコンビニを訪れ、自身のiPhoneで住民票の写しを取得する様子が公開された。

自身のiPhoneと住民票の写しを手にする平大臣

 実際にiPhoneに搭載されたマイナンバーカードを用いて、住民票の写しを取得した平大臣は「10年ほど前、印鑑証明の取得時に暗証番号がわからずロックされたことがあった。使い慣れたiPhoneの顔認証で利用できるのは非常に使いやすい。今後、いろいろなかたちで(スマートフォンの)タッチによる本人認証が当たり前になると思う」と感想を話した。

 iPhoneに搭載されるマイナンバーカードの券面デザインは、桜色を基調としており桜の花びらが散りばめられたもの。角度により見え方が変わるといい、平大臣は「親しみやすいのではないか」と語った。

左=ファミリーマート 細見研介社長。右=マイナちゃん

 Androidスマートフォンも、マイナンバーカード搭載に対応しているがiPhoneのように券面表示などにはまだ対応していない。平大臣によれば、Androidでも同様の機能を実現できるようにグーグルと調整中という。

 「iPhoneのマイナンバーカード」は、iOS 18.5以降を搭載したiPhone XS以降のモデルで利用できる。