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「e-ZUKAスマートアプリコンテスト2025」、地方都市の課題解決を図るアプリ募集

「e-ZUKAスマートアプリコンテスト2025」のWebサイト

 福岡県飯塚市は、「e-ZUKAスマートアプリコンテスト2025」を開催する。8月15日まで作品を募集する。

 同コンテストは、2012年から毎年開催されているアプリコンテスト。今回で14回目の開催となり、スマートフォン向けのアプリに限定せず、メタバースやデジタル家電、スマートウォッチ、スマートグラス、ロボットなど、さまざまなスマートデバイスを関連するソフトウェアの開発も対象となっている。

 今年のテーマは「Innovative Hack for Local in 飯塚」と設定されており、飯塚市をはじめとした地方都市で顕在化している地域課題について、応募者の多様な視点から分析し、解決につながるようなアプリを募集する。

「まちづくり」「教育」「福祉」「経済(地域経済・観光・農業)」「災害」の5つの分野から1つを選択し、自治体や官公庁から公表されているオープンデータを活用し、データに基づいて課題の認識と解決を図ることが推奨されている。

 応募作品は書類での一次審査で絞り込まれ、10月11日に飯塚市内で開催される最終審査会でのプレゼンテーションやデモンストレーションを経て受賞作品が決まる。グランプリの賞金は30万円となっており、このほか多数の協賛企業賞も用意される。

 同コンテストでは、前回から市内の学校に通う生徒を対象にした小学生の部・中学生の部も用意されており、こちらでは『「あったらいいな」こんなんもの~』をテーマに、スクラッチ、ビスケット、マイクロビット、スプリンギンといった環境でプログラミングした成果を発表する形になる。