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アップルの「iPhone 5」、一部でボタンに不具合

 アップルは、2013年3月以前に発売された「iPhone 5」の一部でスリープ/スリープ解除ボタンに不具合があることを明らかにした。対象モデルの交換プログラムもスタートし、5月2日よりApple Storeで受け付ける。各キャリアのショップでは受け付けない。

 今回の事象は、スリープ/スリープ解除ボタンが機能しない、あるいは断続的にしか機能しなくなるものがあるというもの。2013年3月以前に発売されたモデルが対象で、アップルのWebサイトでシリアル番号を入力して、対象モデルかどうか確認できるようになっている。対象モデルを使っているユーザーに対しては、ボタン交換プログラムが実施され、預かり修理対応となる。修理中、ユーザーには16GB版のiPhone 5が貸し出される。

 修理は、Apple Storeか正規サービスプロバイダで受け付ける。店頭で確認した上で修理センターへ送られ、修理を終えるとユーザーに通知されるとのこと。アップルに電話で連絡して、梱包箱を取り寄せ、修理センターへ直接送付することもできる。アップルでは、修理に出す前に、iTunesかiCloudでデータをバックアップして「iPhoneを探す」をオフにするほか、データと設定を全て消すよう案内している。