楽天Edy、iPhoneで残高・履歴チェックが可能に

　楽天Edyは、iOS専用アプリ「楽天Edy」を開発し、2013年10月上旬からサービスの提供を開始する。アプリは無料でApp Storeからダウンロードできる。

　同アプリは、ソニーの非接触ICカードリーダー／ライター PaSoRi（パソリ）の新商品「RC-S390」と接続することで、iPhone・iPadユーザーがいつでもEdy機能付きのカードにチャージができ、残高照会・利用履歴の確認も可能になった。これまで「楽天Edy」の会員でおサイフケータイ非対応のiPhoneを使っていたユーザーは、コンビニや、パソコンを経由してのチャージが必要であったが、同アプリをiPhoneやiPadなどにインストールすれば、Bluetooth通信でPaSoRi経由によるチャージが可能になった。楽天Edyは、「iPhoneをお使いの会員様の利便性を高めたい」として、今回のアプリを提供した。

　なお、アプリによってiPhoneそのものでおサイフ機能が使えるようになるのではなく、PaSoRiを経由してのチャージ、確認ができるというもの。1回のチャージ金額の上限は2万5000円、最大5万円までとなっている。

アプリ「楽天Edy」画面イメージ

　「RC-S390」は、ICカードと同等の縦横サイズに厚さは5.5mm、重さは約30g。リチャージャブルバッテリーを内蔵しており、同梱のUSBケーブルで繰り返し充電ができる。消費電力管理の最適化設計により、1回のフル充電で約1カ月の利用が可能。iOS 6以降のデバイスが対応機種となる。楽天市場内「楽天 Edy オフィシャルショップ」にて9月24日から先行予約販売される。価格は3480円。

PaSoRi(パソリ) 「RC-S390」