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アップル、今後4年間に米国内で5000億ドル以上の支出を計画
2025年2月25日 18:25
米Apple(アップル)は、今後4年間に米国内で5000億ドル以上の支出と投資を行う計画を発表した。
これまで米国外で造られていた、AIサービス「Apple Intelligence」をサポートするサーバーを、米国内で製造することが計画されている。このサーバーは、アップル端末に搭載されたアップルシリコンのパフォーマンスをデータセンターへと届ける。テキサス州ヒューストンに新しい工場が開設され、今年後半には製造が開始される。
またアップルは、米国の「先進製造基金」を50億ドルから100億ドルに倍増する。これにはアリゾナ州にある台湾のTSMCの半導体工場「Fab 21」への支援が含まれる。
加えて、米国内で研究開発投資を拡大し、今後4年間で2万人を雇用するという。ミシガン州デトロイトには「アップル製造アカデミー」を設立し、中小企業に対して、AIやスマート製造技術の導入についてコンサルティングを行うとしている。

