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SuicaとPASMO 無記名式カードも販売再開へ、モノレールSuicaはそのまま販売終了

SuicaとPASMO 無記名式カードも販売再開へ

 JR東日本とPASMO協議会、東京臨海高速鉄道は18日、販売を休止している無記名の「Suica」と「PASMO」カードについて、3月1日から販売を再開すると発表した。これですべてのSuica/PASMOの物理カードの発行が再開される。

販売再開される無記名のPASMOカード(左)とりんかいSuicaカード(右)

 無記名のSuicaとPASMOカードについては、2023年6月から販売を中止していた。影響は記名式カードまで広がっていたが、記名式カードは2024年9月に販売を再開していた。

 販売中止の理由について、カード製造メーカーで必要なICチップの入手が難しくなっていることが原因としていたが、今回、カード調達の計画が固まり、今後も継続して供給できる見込みが立ったため、販売を再開するとしている。

 なお、3月15日から新たにSuicaエリアとなる長野県の篠ノ井線、信越本線、大糸線では、サービス開始日の15日から無記名のSuicaカードが販売される。また、現在販売を休止している東京モノレール発行の「モノレールSuica」(無記名式/記名式)の販売再開はなく、3月15日以降東京モノレールでは、JR東日本発行のSuica(記名式)およびSuica定期券が販売される。