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ソフトバンク、東京都六本木でカブ(野菜)の配布を開始

 ソフトバンクが、東京都港区六本木で株カブの配布を開始した。限定100個。なくなり次第終了する。場所はスペース六本木(東京都港区六本木6丁目1-24 ラピロス六本木1F)。

 2024年10月に株式分割を行ったことにちなむイベント。もらえるのは京都の「聖護院かぶ」。半分に分割したカブを受け取れ、残り半分はこども食堂に寄付されるという。SNSへその場で投稿する必要がある。

 ソフトバンク 総務本部 総務企画統括部 総務企画部 部長の志村啓介氏は、同社が実施した調査をもとに20~30代が投資先の選択に迷う「投資迷子」になっていると話す。そういった層には、少額から投資でき、配当のほかにポイント・割引などの優待、長期保有できる銘柄を求める傾向にあるという。今回のイベントで、ソフトバンクの株の魅力をアピールし、認知度向上を図る。

右=ソフトバンク 総務本部 総務企画統括部 総務企画部 部長の志村啓介氏

 2024年10月にソフトバンクは、発行済の株式数を増やす株式分割を実施。同社の場合、10分割したため、1株あたりの株価は10分の1になり、投資にかかる負担が下がったことになる。ソフトバンクの株主構成は、シニア層が多くを占めていたことから、少額投資を可能にして若年層を呼び込みたい思いがあった。志村氏によると、同社が把握する範囲では、株主は減少傾向だったところが、増加に転じており20~30代の若年層も増えるなど、効果が出始めている。

 11時過ぎごろに始まったカブの配布では、足を止めて説明を聞く人や実際にその場でSNSに投稿して、カブをもらう人々の姿が見られた。一緒に手渡されるリーフレットには、ソフトバンク株に関する情報、カブのレシピが記載されている。イベントは、本日13日19時まで実施される予定。ただし、カブがなくなり次第終了する。