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LINEヤフー、能登地域の復興支援プロジェクト「プロボ能登」を発足

 LINEヤフーと能登官民連携復興センターは、石川県能登地域の復興支援における基本合意書を締結し、技術支援のプラットフォーム「プロボ能登」を新たに実施すると発表した。

 LINEヤフーは、2024年2月から、LINEヤフーの社員の専門知識やスキルを活かしたプロジェクト「LINEヤフープロボノ」を実施してきた。社員のITスキルを活用し、主に能登半島の被災団体に向けた遠隔支援を行ってきたという。能登半島地震から1年が経過したことを受け、復興の推進に向けたプラットフォーム「プロボ能登」を開始する。

被災団体と企業をマッチングさせる「プロボ能登」

 LINEヤフーと能登官民連携復興センターが共同事務局を設立し、「プロボ能登」を実施する。2025年4月に共同事務局の設立・運営を開始する予定。

 「プロボ能登」では、被災団体の要望に合わせて、参画企業の強みを活かした技術支援を推進していく。例えば、被災地域のニーズとして「SNSでの発信」があった場合、プロボノに加盟する企業を共同事務局がマッチングさせ、スキルのある社員が支援を行う。

 まずはLINEヤフーの社員を対象に、被災団体の課題解決に向けた技術支援を促し、ITスキルを活用した遠隔支援を行う。1プロジェクトあたり約3カ⽉間の⽀援期間で、3年で300⼈の社員参加を⽬指す。

「プロボ能登」スキーム図

 「プロボ能登」では、本プロジェクトに参加したい企業を募集し、2月に企業向けの説明会も行われる。