「カブアンド」、年内で新規申込みを一時停止　再開目処は25年1月に案内

　カブ＆ピースは、同社のサービス「カブアンド」の新規申込み受付を、12月31日いっぱいで一時停止する。再開は2025年1月上旬にあらためて告知する。

　同社では受付停止の理由について、想定以上の申し込みにより第1期募集での株式発行予定数（6億株まで）が不足する可能性やキャンペーン用に一定数の株式を確保する必要があるためと説明した。

　また、電気・ガスの11～12月分の利用料金が定まっていないことから正確な株式発行需要が見通しづらいほか、ふるさと納税の年末駆け込み需要によってさらに株式が不足する可能性があるためともしている。

　すでにサービスを利用しているユーザーや受付停止までに申し込む場合は、通常通り株引換券の付与を受けられるという。カブ＆ピースでは「お客様にはご不便をおかけいたしますが、より安定した仕組みと高品質なサービスを目指し、誠心誠意取り組んでまいります。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」としている。

　「カブアンド」は、利用者がサービスの利用料に応じて同社の未公開株と交換できる引換券を受け取れるサービス。提供されるサービスには電気、ガス、モバイル通信（KABU＆モバイル）、インターネット通信、ウォーターサーバー、ふるさと納税がある。