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NTTスマートコネクトとファイバーゲート、フリーWi-Fiの次世代認証プラットフォーム

 NTTスマートコネクトとファイバーゲートは、協力して開発したフリーWi-Fiの次世代認証プラットフォームの提供を開始した。

 本プラットフォームでは、アクセスポイント機器「FGNH-2000」とその管理サーバーなどを連携し、遠隔でアクセスポイントを管理したり、認証を設定したりできるようになる。また、認証画面のカスタマイズや、ユーザー属性などのアクセス分析機能を備え、安全で利用しやすい環境を実現した。

プラットフォーム概要図

 Wi-Fiサービスを展開したい事業者に向けた特徴として、上位ネットワークに依存せずにアクセスポイント単位で認証を区別できること、ユーザー属性などを分析できること、認証画面が表示されない場合でも分析できることが挙げられており、エラーログなどを集計できることからユーザーサポートにも効果的だという。

アクセス分析画面イメージ

 一方、エンドユーザー向けには、「Google」「LINE」「X(Twitter)」「メール」を利用したスムーズな認証方式を採用している。

認証画面イメージ

 ファイバーゲートは、今後、本プラットフォームを2025年3月までに2000カ所、2026年6月までに1万カ所への設置を目指す。