アプリ開発競技会「SPAJAM2024」、第3回予選の最優秀賞は“猫背でスマホ”を改善するアプリ

　モバイル・コンテンツ・フォーラム主催のアプリクリエイター競技会「SPAJAM2024第3回予選大会」が、9月7日～8日、ドワンゴで開催された。

　第3回予選大会では「猫」というテーマが設定され、約24時間でアプリを開発するハッカソンが開催された。参加した4チームのうち、アプリ「くびねっこ」を開発したチーム「moon」が、最優秀賞を勝ち取って本選出場を決めた。

　「moon」が開発したアプリは、スマートフォンを使用する際に猫背になってしまうことを「猫化現象」と名付け、これを改善するためのもの。

　頭に装着する猫耳型デバイス「ねこみっみ」で猫背を感知すると、スマートフォンに通知が届く。その後、空中に浮かぶ「スパニャン」をARカメラで探す動作によって姿勢が改善され、腰をひねるストレッチ効果も得られるしくみ。

　テーマとの親和性に加えて実装の完成度が評価され、最優秀賞を受賞した。実機デモでは、「ねこみっみ」を装着した際のかわいらしさも含めて審査員から高い評価を得たという。

　11月16日から開催される本選大会には、各予選での最優秀6チームと、全予選の優秀賞チームから選考された2〜3チームが出場する。