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auでXperiaのファンイベント開催、プロカメラマンが撮影技法を伝授
2024年7月17日 00:00
12日、東京都内でXperiaのファンイベント「au | Xperiaファンイベント in esports Style UENO~カメラが楽しくなる!プロから学ぶXperia 1 Ⅵ撮影テクニック~」が開催された。
開発者やプロカメラマンが登場
体験会は、東京都台東区にあるau Style UENO 3Fのeスポーツ施設「esports Style UENO」で開催。ソニーで商品企画を担当する八木隆典氏と設計を担当する榎嶋大輔氏がXperiaの魅力について紹介した。
カメラ講師として参加した写真家/ビデオグラファーの中西学氏は、自身もXperiaとソニー製のデジタルカメラ「α7」ユーザー。Xperia 1 VIのカメラについて、夜間撮影の能力の高さや黒の表現力が向上したと評価しながら、それを活かした写真の例や撮り方を説明する。
会場内には静止画撮影やマクロ撮影、望遠撮影などそれぞれお題を用意。参加者にはXperia 1 VIが貸し出され、中西氏やスタッフのアドバイスを受けながら撮影を試みる様子や開発者と談笑する様子も見られた。
Xperia 1シリーズの歴代機種の展示やXperia 1 VIが分解状態で展示されるなど、ファン必見のコンテンツも用意。オーディオ性能の体験ブースも設けられた。
体験することで価値を伝える
今回開催されたのは、KDDIとソニー、ソニーマーケティングによるイベント。過去には「au×Xperia オーナーズパーティー」が開かれた例があり、他メーカーの事例として直近では京セラ製のスマートフォン「TORQUE」などでも同様のイベントが開催されている。
ユーザーの声を聞きたい、製品の魅力を知ってもらいたいという思いがあったとKDDI サービス・商品本部の近藤隆行氏は語る。当初は開発者と参加者の対談形式だったが、近年は今回のような体験重視にシフトした。ソニー 八木氏は「Xperiaは体験してもらうことで価値が伝わる」コメント。KDDIの取り組みと考え方が合致したとして今回のイベントの開催に至ったことを説明した。
イベントのテーマになったXperia 1 VIの魅力のひとつは、テレマクロカメラによる撮影。参加者の反応から、八木氏はこの機能がそこまで魅力的に映るとは想定外だったと明かしたほか、一般的に複数の端末を比較できる環境は稀であることから、手持ちの端末と比べてXperiaを魅力を伝えられる場になったのではと、体験会の意義を振り返る。KDDIやプロカメラマンとともに開催したことで、いろいろな視点を盛り込めたとも語り、サウンド面などXperiaのほかの機能をフォーカスしたかたちで、新たなイベントにつなげたい考えを示した。
KDDI 近藤氏は「いろいろな(端末)ラインアップを取り揃えている。カメラ以外にも魅力があるのでそれをユーザーに伝える場を増やしていきたい」としたうえで今後、複数のメーカーの端末を集めた体験会も開ければと展望を示した。