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「Googleマップ」の新機能「イマーシブビュー」が東京で導入、新たな検索方法も

 グーグル(Google)は、「Googleマップ」において、没入型ルート案内の「イマーシブビュー(Immersive View)」を今週から展開する。東京、アムステルダム、バルセロナ、ダブリン、フィレンツェ、ラスベガス、ロンドン、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトル、ベニスが対象。AndroidとiOSで利用できる。

ナビゲーションをもっと便利なものに

 イマーシブビューは、5月に発表されていた機能。たとえばサイクリングの道順をリクエストし、イマーシブビューのプレビューをタップすると、スタートからゴールまでのルートを多次元ビューで確認できる。タイムスライダーを使うことで、交通状況や天候など情報もチェックできる。

Googleの公式ブログ(The Keyword)より(以下同)

写真優先の表示

 「アニマルラテアート」などの特定の検索に対し、写真優先の表示が利用できるようになった。Googleマップのコミュニティによって共有された数十億枚の写真に基づき、AIや画像認識モデルを活用することで実現した機能。

 今週から日本、英国、米国、フランス、ドイツで展開され、順次ほかの国にも拡大される予定。

 また、「何かやること(something to do)」と検索することで、「アニメ」「桜」といったテーマ別の場所が表示される機能も登場した。数週間以内に、AndroidとiOSでグローバルに展開される予定。

自動車向けのアップデートなども

 周囲の状況を把握するのに役立つ「レンズ」機能や、自動車向けのアップデートも、対象国で導入される。自動車向けのアップデートでは、電気自動車の充電ステーションの情報も詳しくわかるようになるという。