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楽天モバイルのシェアは2.3%、MVNO内シェアはIIJが20%到達――総務省調査、6月末時点

 総務省は、2023年6月末時点における通信各社の契約数とシェアを発表した。モバイル通信サービスの契約数は2億1282万件。前年同期比4.5%増となった。このうち、携帯電話の契約数は2億1268万件だった。

 4G LTEの契約数は1億2519万件(前年同期比7.2%減)で、携帯電話全体のうち58.9%を占めている。5Gは7476万件(前年同期比44.8%増)となった。

携帯各社のシェア

 携帯会社別に見ると、NTTドコモのシェアは35.5%となった。前年同期比で0.9%減。なお、MVNO向け回線を含めると、そのシェアは41.3%となる。

 KDDIグループのシェアは27%(前年同期比0.1ポイント増)。MVNO回線込みでは30.6%となる。

 ソフトバンクのシェアは20.7%(同0.4ポイント減)。MVNO回線を含めるとシェアは25.8%となる。

 そして、楽天モバイルのシェアは2.3%で、前年同期比で0.1ポイント減となったが、前期よりも0.1ポイント増えた。

MVNOのシェア

 契約数の14.5%を占めるMVNOの契約数は3091万件で、前年同期比では14.8%増となった。このうち、通信モジュールは1091万件(同17.6%増)、SIMカード型は1571万件(5%増)となる。

 SIMカード型では、IIJのシェアが前年同期よりも0.2ポイント増え、20%に達した。

 次いでNTTレゾナント(7月にNTTドコモへ吸収)のシェアが12.2%。そしてオプテージ(mineo)が9%、富士通が5.6%、イオンリテール(イオンモバイル)が4.7%となっている。