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ソニー、「Xperia 5 V」を国内発表――SIMフリーのほか携帯各社から発売へ

 ソニーは、Androidスマートフォン「Xperia 5 V」の国内向けモデルを発表した。携帯電話各社からは10月中旬以降、SIMフリーモデルは10月27日に発売する。

キャリアモデルは10月中旬以降、SIMフリーは10月27日発売

 携帯電話各社から発売されるモデルは、10月中旬以降に発売の予定で端末の仕様や発売時期、カラーバリエーションなどは各事業者により異なる。

 SIMフリーモデルは10月27日発売で市場想定価格は14万円前後。ソニーの公式ECソニーストアや全国の直営店ソニーストア、家電量販店などで順次予約を受け付ける。

2眼カメラで新センサー搭載

 Xperia 5 Vは、ソニーの新型Androidスマートフォン。従来モデルと比較してより若者に向けてアピールすることで、他社製品を使用するユーザーにも魅力を伝える。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 2」で、8GBのメモリーと128GB/256GBのストレージを備える。

グローバル版発表時の資料(以下同)

 独自の放熱設計で熱拡散シートを「Xperia 5 IV」比で40%増加。クアルコムとの連携を強化するなど冷却性能強化に力を入れている。アウトカメラは2眼型で、4800万画素と1200万画素のレンズを備える。前モデルの「Xperia 5 IV」の3眼カメラから数は減ったかたちになるが、ソフトウェアの工夫で変わらない使い勝手を実現した。

 新たなプリインストールアプリとして「Video Creator」を搭載。手軽な操作でVlogを作成できるもので、映像制作の初心者に向けてアピールする。SIMフリーモデルではキャリアモデルと異なり、FMラジオ機能は搭載しないが、ストレージ容量が倍増している。

 SIMフリーモデルのカラーバリエーションは、プラチナシルバー、ブルー、ブラックの3色展開。キャリアモデルのカラーバリエーションは各社で異なる場合がある。

主なスペック

 搭載するチップセットは、クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」。8GBのメモリーとキャリアモデルは128GB、SIMフリーモデルは256GBのストレージを備え、いずれも1TBまでのmicroSDカードに対応する。

 ディスプレイサイズは6.1インチ(21:9)でリアルタイムHDRドライブに対応する。3.5mmのオーディオジャックを備えており、フルステージステレオスピーカーを搭載する。

 アウトカメラは2眼構成。1200万画素の超広角レンズ(Exmor RS for mobile)と4800万画素の広角レンズ(Exmor T for mobile)。フロントカメラは1200万画素。

 バッテリー容量は5000mAh。対応出力は最大30W。バッテリーの劣化をおさえるいたわり充電やワイヤレス充電(Qi)に対応する。カラーバリエーションはブラック、プラチナムシルバー、ブルーの3色展開。本体の大きさは154×68×8.6mmで重さは182g。IP65/IP68の防水防塵機能を備える。