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iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラで「テトラプリズムデザイン」採用、5倍望遠/120mmを実現

 米Apple(アップル)は、新たに発表した「iPhone 15 Pro Max」で、焦点距離120mmの光学5倍ズーム撮影に対応する。

「iPhone 15 Pro Max」で光学5倍ズーム撮影が可能に

 光学5倍ズームは、iPhoneではこれまでで最も長い。通常、焦点距離120mmの望遠カメラはレンズが長くなってしまうが、Appleは光をガラス構造の中で4回反射するテトラプリズムのデザインを組み込むことで、レンズとセンサーを離して、より長い焦点距離を可能にしたという。

 焦点距離が長いカメラでの撮影は、人物の顔をクローズアップしたり、スポーツの動きを寄りで撮影しやすい。

 焦点距離が長くなると手ぶれが発生しやすくなるが、光学手ぶれ補正(OIS)と3方向全てに動くオートフォーカス3Dセンサーシフトモジュールを組み合わせにより、1秒間に1万回の微調整が可能な強力な手ぶれ補正を実現しているという。

「iPhone 15 Pro Max」のレンズにテトラプリズムデザインを取り入れ