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「LINE Pay」、本人確認前でも送金が可能になる新機能
2023年9月5日 06:00
既存サービスとの違い
今まで、LINE Payユーザーは本人確認をしてからのみ残高の送金・送付をすることができた。「LINE Payライト残高」の導入により、ユーザーは本人確認前でも残高の送金・送付が可能になる。本人確認前であれば、自動でサービスが切り替わる仕組みになっているため、ユーザーが新たに手続きを行う必要はない。
「LINE Payライト残高」でできること
ユーザーは、いつでもどこでも、手数料なしで残高の送金および受け取りをすることができる。1円単位での利用が可能。また、LINE Payで行われた残高のやり取りは、履歴が残るようになっている。
送金の手順
まず、残高を送りたいLINEの友だちとのトークを選択する。メッセージ入力画面にある「+」ボタンをタップしたのち、「送金」ボタンをタップする。
そして、「送金・送付」ボタンをタップし、送りたい金額とメッセージ画像を指定する。最後に、画面下にある「送金・送付」ボタンをタップすると、送金完了となる。
LINE Payアカウントを持っていない友だちにも残高の送金は可能だが、残高を利用するにはアカウントの登録が必要。
利用できる機能
ユーザーが「LINE Payライト残高」で利用できる機能には制限がある。たとえば、残高の送金・送付は可能だが、上限は月10万円となっている。
残高はLINE Pay加盟店やPayPayの加盟店、Visa(タッチ支払い・オンライン)の決済で利用することができるが、出金は不可となっている。また、入金は送金および送付でのみ可能で、コンビニや銀行口座からはチャージすることができない。
LINE Pay上で本人確認を行えば、それらの機能も利用できるようになる。
導入は9月下旬
「LINE Payライト残高」は、LINE ver13.15.0以降で利用できるサービスとなっている。LINE ver.を更新すると、LINE Payの[残高詳細]に「LINE Payライト残高」の表示が加わる。サービス開始後には、「LINE Pay」のLINE公式アカウントからお知らせが送られることになっている。