ニュース
アンカー、ロボット掃除機用バッテリーの一部を自主回収
2023年8月22日 12:47
アンカー・ジャパン（Anker）は、同社が発売した一部のロボット掃除機について、搭載されているバッテリーの回収と交換を実施すると発表した。
バッテリー不具合により発火などの恐れがあるという。
対象製品
対象製品は、4月1日～8月21日の期間に購入された次のロボット掃除機または交換用バッテリーの一部。
- Eufy RoboVac 15C（ホワイト、ブラック）
- Eufy RoboVac G30（ブラック）
- Eufy RoboVac G30 Hybrid（ブラック）
- Eufy Clean G40 Hybrid（ブラック）
- Eufy Clean G40+（ブラック）
- Eufy Clean G40 Hybrid+（ブラック）
- Eufy RoboVac X8 Hybrid（ブラック、ホワイト）
- Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station（ブラック）
- Eufy RoboVac 交換用バッテリー（X8 / X9 Pro以外）
- Eufy Clean交換用バッテリー（X9 Pro用、2個入り）
- Eufy RoboVac 交換用バッテリー（X8 シリーズ用）
受付Webサイトで製品のシリアルナンバーを入力することで、回収対象の製品かどうか確認できる。
製品シリアルの確認イメージ
回収対象製品の場合、Webサイトのフォームで送信した住所に回収キットが送付される。ユーザーは、バッテリーのみまたは本体ごとキットで送付することで、回収と交換手続きができる。
なお、回収対象製品については、回収キットが届くまで安全のため電源をオフにし、充電ステーションを電源から抜いた状態で保管するよう案内している。
対象製品（交換対象は一部ロット）
発火事故を経緯に
今回の自主回収と交換については、7月にユーザーから発火する事象が発生したとの報告を受け、調査を実施。バッテリーの製造工程において、特定の時期に生産したロットで不具合があることが判明したため、今回の自主回収と交換を実施することに至ったという。
同社では、対象バッテリーを搭載した製品の販売を停止するとともに、調査を継続しているほか、委託先工場の管理体制や社内の検品体制の厳格化を進めるとしている。