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ドコモ、スマホを1年ごとに買い替えやすくする「いつでもカエドキプログラム+」

 NTTドコモは、スマートフォンなどを購入する際に利用できる端末購入補助プログラム「いつでもカエドキプログラム+」を発表した。9月1日より利用できるようになる。

 「いつでもカエドキプログラム+」は、割賦で新機種を購入し、一定期間を経てドコモへ端末を返却することで、残債が免除されるというもの。

 同様の購入補助プログラムはこれまでも提供されているが、今回の新プログラムでは、12カ月まで、あるいは24カ月目までに端末を返却する際に「早期利用料」を支払うと、それ以降の残債を免除される。

 対象機種は、2023年9月以降に発売される新機種。「いつでもカエドキプログラム」への加入に加え、「smartあんしん補償」にも加入し、毎月「端末割賦代金」と「補償サービスの利用料」を支払うことになる。

21万円のスマホを買う場合

 では、「いつでもカエドキプログラム+」で端末を購入する際、支払額はどうなるのだろうか。

 端末価格が21万1000円の機種の場合、毎月支払う端末代金は1回あたり5000円になる。

 そこで新プログラムの特徴でもある「12カ月目での返却」を選ぶと、「プログラム早期利用料」として1万2100円支払う。すると、13カ月目~23カ月目に支払う予定だった端末代金(5000円×11カ月、計5万5000円)と、24カ月目に支払う予定だった残価(9万6000円)のどちらも支払う必要がなくなる。

 つまり端末価格が22万1000円の機種であっても、「12カ月分の利用料(6万円)」と、プログラム早期利用料1万2100円、あわせて7万2100円という実質負担額になる。

 そうした端末代金とは別に毎月「smartあんしん補償」の利用料も発生する。

13カ月目、23カ月目に返却する場合、

 12カ月目ではなく、別のタイミングで返却する場合はどうなるのか。

 今回の「いつでもカエドキプログラム+」では端末購入から22カ月以内に端末を返却する場合に「早期利用料」を支払うと、それ以降の支払いが不要になる。この「22カ月目以内&早期利用料」がこれまでのプログラムとの大きな違い。

13カ月目に返却する場合

 23カ月目以降は、これまでのプログラムと同じになる。

23カ月目での返却
24カ月目での返却