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グーグルの対話型生成AI「Bard」で40以上の言語が使用可能に、音声読み上げなどの新機能も

 グーグル(Google)は、対話型AI「Bard」のアップデートにより40以上の言語に対応したことや、新機能をブログで紹介した。日本語には5月に対応しており、さらに利用できる言語が広がったことになる。

40以上の言語、ヨーロッパ全土やブラジルを含む国と地域で利用可能に

 今回のアップデートでアラビア語、中国語、ドイツ語などを含む40以上の言語でBardを利用できるようになった。さらに、ブラジルやヨーロッパ全土を含む国と地域で利用可能になった。グーグルは、人々のプライバシーとデータを保護するための措置を講じていくとした。

新機能

音声読み上げ

 Bardの新機能として音声読み上げ機能が使えるようになった。プロンプトを入力し、サウンドアイコンをクリックすると、Bardの回答を音声で確認することができる。

会話の固定、会話の名称変更

 ユーザーのプロンプトを再表示できるようにしたいというフィードバックを受け、Bardとの会話を固定する機能が登場した。さらに、会話の名称を変更することもできる。

PythonコードをReplitにエクスポートできるように

 「Google Colab」に加えて「Pythonコード」をReplitにエクスポートできるようになった。

Bardとの会話を共有できるように

 共有リンクを使用するとBardとの会話を簡単に共有できるようになった。

画像をプロンプトで使用(英語のみ)

 プロンプトに画像を使用すると、Bardが写真を分析し、画像についての説明やより詳しい情報が得られる。

Bardの回答の長さなどを調整(英語のみ)

 Bardの回答のトーンや長さを5つの基準(シンプル、ロング、ショート、プロフェショナル、カジュアル)で調整することができる。たとえば、Bardの回答が長すぎた際にメニューから回答を短く調整することができる。