ドコモ、FCNT製品はこれからも「販売を継続」

ドコモは引き続きFCNT製品の販売とサポートを継続すると発表

　NTTドコモは、30日に民事再生手続開始の申立てを行ったFCNTについて、同社製のスマートフォンを今後も販売を継続していくことを発表した。

　ドコモでは、「らくらくホン／らくらくスマートフォン」や「arrowsシリーズ」など、FCNT製のスマートフォンなどを提供している。ドコモは、「端末を利用しているユーザーに心配をかけないようアフターサポート体制を整える」とし、あわせて、FCNT製デバイスの販売を継続していくとした。

　FCNTは、30日に民事再生手続開始の申立てを東京地方裁判所に行った。シニア向けSNSサービスなどスマートフォン利用に関連した各種サービスの提供に関してはスポンサーによる支援が表明されたものの、スマートフォンの製造や販売については、具体的な支援の表明がないため、速やかに事業を停止する予定であることを発表している。

　また、携帯端末の修理やアフターサービス事業も、一旦停止する予定としており、今後携帯キャリアなどと協議するとしていた。