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NTT東西の通信障害、全国で最大44万回線超に影響

 3日午前に発生した、NTT東日本とNTT西日本の通信障害の影響数が、最大44万6600回線にのぼることがわかった。同日午後に実施された記者会見で明らかにされた。

 NTT東日本では、光アクセスサービスの35万9600回線に影響。このうち18万7000のひかり電話回線が含まれる。NTT西日本では光アクセスサービスの8万7000回線に影響し、このうち4万7200のひかり電話回線にも影響した。両社ともに光コラボレーション事業者のユーザーも含んだ数字となっている。

左=NTT東日本 鈴木康一氏。右=NTT西日本 桂一詞氏

 「加入者収容装置」と呼ばれる装置が同時に複数台、障害を起こしたことによるもので、各装置で復旧までに要した時間は異なる。NTT東西では今後、原因究明と再発防止に向けて調査を進める。