ニュース

クアルコム、DXを加速させるIoTソリューション「Qualcomm Aware Platform」

 クアルコムは、データの取得と分析をリアルタイムですることにより開発者と企業がIoTを使ってDXを加速させる「Qualcomm Aware Platform」を発表した。

 「Qualcomm Aware Platform」は、位置情報やデバイスの状態監視など、IoTを使用したDXには必要な半導体チップセットやソフトウェアサービスを提供する。

 また、クアルコムが所有するハードウェアや、ソフトウェア・パートナーのエコシステムを活用することで、開発者がAPIファーストのアーキテクチャやツールを使えるようになった。断片化されがちであったDXのユースケース向けの開発が簡略化したという。

 さらに、継続的にIotサービスを導入することで、クアルコムの従来のハードウェアビジネスモデルも拡張される。「Qualcomm Aware Platform」では、物流を効率的に行うツールを提供する。使用電力を最適化した方法で、リアルタイムに正確に位置情報を配信することで、物流サプライチェーン管理の効率化を可能にするとしている。

 「Qualcomm Aware Platform」の、エコシステムサービス企業には、京セラやikotekなどがある。