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「Galaxy Unpacked 2023」発表会まとめ、スマホで映画も撮れる時代がやってきた

 サムスン電子は2日(日本時間)、米国サンフランシスコでのイベント「Galaxy Unpacked 2023」を開催した。イベントではAndroidの最新スマートフォン「Galaxy S23」シリーズや、ノートパソコン「Galaxy Book3」シリーズが発表された。

映画撮影にも使える「Galaxy S23 Ultra」

 冒頭で、「Galaxy Unpacked 2023」のプレゼンテーションが「Galaxy S23 Ultra」で撮影されたことが明かされる。

 “プロ仕様”とアピールされる「Galaxy S23 Ultra」のアウトカメラは4眼構成で、メインカメラの画素数は実に約2億画素。16個のピクセルを1個に結合することにより、低照度でも鮮やかな撮影が実現する。

 動画撮影性能に関して、先代モデルの「Galaxy S22 Ultra」との比較で光学手ぶれ補正(OIS)が2倍改善されており、8K動画の撮影(30fps)にも対応する。

 映画監督のリドリー・スコット氏やナ・ホンジン氏が登壇し、「Galaxy S23 Ultra」で実際に映画を撮影した感想を語るシーンも。暗所での撮影に強い「Galaxy S23 Ultra」の性能が、スリラー映画の薄暗い雰囲気を保つうえで役立ったようだ。

世界最速の「Snapdragon」

 「Galaxy S23」シリーズは、チップセットとしてクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載する。

 「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と名付けられ、発表会では「世界で最も高速なSnapdragon」とアピール。CPU性能の34%アップなど性能向上が図られ、快適なゲームプレイなどに寄与する。

ノートパソコン「Galaxy Book3」シリーズ

 「Ultra」つながりとして、同時に発表された「Galaxy Book3」シリーズの「Galaxy Book3 Ultra」も紹介された。

 両サイドにHDMIポートやThunderbolt 4ポートなどを備え、“ハブ要らず”であることを強調。プロセッサーはインテル(Intel)第13世代の「Core i7」「Core i9」を搭載する。GPUとしてNVIDIAの「GeForce RTX4070」「GeForce RTX4050」を備える。

 また、「Galaxy」シリーズのスマートフォンやタブレットとの組み合わせにより、シームレスな作業環境を構築できる。タブレットをパソコンのセカンドディスプレイにすることはもちろん、スマホでチェックしていたWebサイトの続きをパソコンで見るなど、多彩な使い方が想定される。

 「Galaxy Book3 Ultra」のほかにも、タブレットとパソコンの2in1デバイス「Galaxy Book3 Pro 360」などがラインアップされる。

ユーザーが末永く使えるデバイス、そして未来へ

 ここで話題は再びスマートフォン「Galaxy S23」シリーズへ。柔軟にカスタマイズできる壁紙や、端末修理の際にアプリの表示などを制限できる「メンテナンスモード」などが紹介された。

 「Galaxy S23」シリーズ、「Galaxy Book3」シリーズともに米国での価格や発売日は発表されたが、日本国内での展開予定などは明らかになっていない。

 地球環境に配慮した取り組みとして、「Galaxy S23」シリーズ、「Galaxy Book3」シリーズでは、さまざまなリサイクル素材が用いられている。

 また、「Galaxy S23」シリーズでは4世代のOSアップグレードが保証され、ユーザーが末永くデバイスを使い続けられるようにする。

 発表会の最後には、クアルコムCEOのクリスティアーノ・アモン氏と、グーグルのプラットフォーム&エコシステムのシニア・ヴァイスプレジデントを務めるヒロシ・ロックハイマー氏が登壇。サムスンとの連携や次世代のXR体験について語り、今後への期待を抱かせる締めくくりとなった。

アモン氏
ロックハイマー氏