ヤマハからワイヤレスイヤホン「TW-E3C」――スタイリッシュなデザインと充実の機能

　ヤマハは、完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「TW-E3C」を11月25日に発売する。価格は、オープン価格としている。

　同社が誇るアコースティック技術とエレクトロニクス技術の融合により、音色やダイナミクス、サウンドイメージが追求され、アーティストの想いや表現を伝える「TRUE SOUND」が楽しめるという。

　本製品は、ドライバーユニットとノズルを音導管の同軸上に配置することで、正確な音色と抜けの良い中高域再生が実現された。ハウジング部には音響メッシュ付きの空気穴を設け、内部の空気量を最適化している。また、ハウジング内部の空気量を調整することで、低域と中高域の分離感を向上させ、左右方向の音の広がりを感じられるようになっているという。

　また、ドライバー前面の空気の量をコントロールすることで、タイトでダイナミックス感あふれる低域再生を実現している。

　スマートフォンの専用アプリ「Headphone Control」によって、各種機能のオン・オフやバッテリー残量の確認ができる。また、5種類のプリセットから最適な音質が選べる。イコライジング機能による、細かい音質調整も可能。

　同社独自技術の「リスニングケア」を導入することで、楽曲本来のバランスを保ちながら低音域と高音域を最適に補正し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えられる。

　本体サイド部分のふくらみにより、耳にフィットする形状となっている。付属のイヤーピース4種類を付け替えることで、イヤホンの密閉性が高まり、音質の劣化を防ぐ。操作部にはタッチセンサー式が採用されている。

　本体には、高性能MEMSマイクが4基搭載されている。通話相手にノイズを伝えないようにするクアルコム（Qualcomm）のcVc（Clear Voice Capture）機能により、優れた通話性能ができるという。

　本製品1台に対し、2台のデバイスを同時にBluetooth接続できる「マルチポイント」機能にも対応している。さらに、左右独立伝送方式TrueWireless Mirroringを採用し、左右のイヤホンに直接音声データを伝送できるため、音切れしにくい。

　このほか、映像と音のズレを抑える「ゲーミングモード」（低遅延モード）や、外の音を取り込みながら音楽も楽しめる「アンビエントサウンド」機能が搭載されている。

　連続再生時間は充電ケース併用で最大24時間、連続通話時間は最大5時間となっている。本体の重さは、イヤホンは各5g、充電ケースは30g。