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「1人でも多くの人に折りたたみスマホライフを」、Galaxy Z Fold4/Galaxy Z Filp4国内発表会レポート

 サムスン電子ジャパンは8日、Androidスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」など新製品を発表した。

 発表会の場には、サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏が登壇。同日にアップルから「iPhone 14」シリーズが発表されたことについても触れ、同社のプレミアムブランドである折りたたみスマートフォン「Galazy Z」シリーズについて紹介した。

折りたたみスマホは成長市場

 サムスン電子が2019年に「Galaxy Z Fold」を発売して以降、折りたたみスマートフォン市場は拡大を続けている。

 スマートフォン全体としては横ばいが続く中、その需要を着実に伸ばしており、2023年にはグローバルで3210万台の出荷数が予測されている。こうした結果をもとに小林氏は「新しいスタンダードとして折りたたみスマートフォンを位置づけている」としたうえで、そのシェアの7割超が同社のGalaxyシリーズとアピールする。

 同氏によれば、Galaxyの折りたたみスマートフォンを購入したユーザーのうちおよそ3割は他社のスマートフォンからの買い替えだという。「折りたたみスマホといえば『Galaxy』と認められている」として、同社が提案する新たなスマートフォンのスタイルが市場に受け入れられていると見解を示した。

 「機は熟した」という小林氏。スマートフォンが日常に欠かせないものとなった今「1人でも多くのお客様に今までの常識をくつがえす自由でファッショナブル、個性あふれる折りたたみスマートフォンライフを体感してほしい」と語った。

 このほか、サムスン電子ジャパンの新たな取組として、インフルエンサーと連携してGalaxyの魅力をアピールする「Galaxy Research」を開始する。当初はYouTuberの「クイズノック」とともに展開していくという。

Galaxy M23

イヤホンやスマートウォッチも

 発表会では合わせてスマートウォッチの「Galaxy Watch5/5 Pro」と完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」も発表された。

 サファイアクリスタルガラスにより前モデルよりディスプレイ強度が6割アップした。「wearOS Powered by Samsung」を搭載しており、アプリやGoogle アシスタントの利用も可能。体組成測定や睡眠モニタリングなど健康面での機能も備える。

 発表の場では、腕時計に音声で話しかけ、週末のゴルフに合わせてGoogle アシスタントに天気を聞くといった使い方が披露された。また、「Galaxy Watch 5 Pro」では、あらかじめ設定したルートに沿ってランニングなどができる「ルートワークアウト」に対応。ルートを外れると音で知らせるほか、目的地に到達後は出発地点にも戻れるといった機能も備えられる。

Galaxy Watch 5
Galaxy Watch 5 Pro

 「Galaxy Buds2 Pro」では、前モデルよりもサイズを15%ほど小型化。耳の形状の研究を重ね、激しい動きの中でもしっかりフィットし、長時間つけ続けても耳が痛くなりにくいという。

 アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、前モデル比で40%性能が向上した。さらに話し声を認識し、自動的に外部音取り込みモードがオンになり、ANCはオフになるほか音楽のボリュームが下がる。これによりイヤホンを装着したまま、操作せずに自然な会話ができるとする。

 このほか、24bitのHi-Fiオーディオにも対応を果たした。紛失時にも「SmartThings Find」により音を鳴らし、どこにあるかを探し出すこともできる。

ファッション性をアピール

 発表会では、モデルの堀未央奈やお笑い芸人の平野ノラなどがGalaxy Z Fold4/Flip4を身に着けて「スマホファッションショー」と題してGalaxyのファッション性の高さをアピールした。