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2022年は折りたたみスマホが躍進か、カウンターポイントの調査

 カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ(カウンターポイント)は、グローバル市場における2022年の折りたたみ型スマートフォンの出荷数が2021年比で73%増になる見込みという調査結果を発表した。

 同社の調査によれば、2021年の折りたたみ型スマートフォンの出荷台数は900万台。これに対して2022年には73%増となる、1600万台の出荷が予想されている。グローバルでの折りたたみ型スマートフォン市場は成長を続けており、安定した需要を保っている。カウンターポイントでは、今後もこの成長傾向が続くと予測しており、2023年には2600万台の折りたたみ型スマートフォンが出荷されると予測している。

 2022年上半期の折りたたみ型スマートフォン市場は、サムスン電子が6割強のシェアを単独で獲得しており、ファーウェイ、OPPOが続いた。同社では「ファーウェイやOPPO、シャオミなどのフォルダブル端末はほぼ中国内に限られている」と指摘。その上で、グローバルで展開するサムスンの出荷数はGalaxy Z Fold 4とGalaxy Z Flip 4の登場で、年内に900万台近く販売し、2022年下期のシェアが80%に達するとの予測を示している。