国税庁をかたるフィッシングに注意、スマホへのSMSや偽サイト

　フィッシング対策協議会は、国税庁をかたり、個人情報やクレジットカード情報等の入力を促すフィッシングへの注意喚起を行っている。手口はSMSや偽サイトなど。

SMS本文例（フィッシング対策協議会サイトより）

　8月15日時点では、フィッシングサイトの稼働が確認された。類似の偽サイトの公開にも注意する必要がある。

　協議会は、フィッシングサイトにて、クレジットカード情報 (カード番号、名義、有効期限、セキュリティコード)、メールアドレス、電話番号、お名前、Vプリカ発行コード番号、額面、Vプリカチケット写真等を、絶対に入力したりアップロードしないよう、注意を促している。

　また、日頃から個人情報やクレジットカード情報の入力を要求された場合は、入力前にフィッシングや詐欺事例の確認を行うように喚起している。

　国税庁ホームページを利用する際は、ブラウザのアドレス欄が正しい(https://www.nta.go.jp/)かを確認する必要がある。

　類似のフィッシングサイトやメール、SMS を発見した際には、協議会のWebフォームから報告することができる。

　フィッシング対策協議会サイトからは、「https://slu●●●●.com/●●●●」など、偽サイトのフォーム例や、イメージ画像を閲覧できる。