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物価上昇で「フリマアプリで玉ねぎを買う人」が6倍に、PayPayフリマ調査

 ヤフーは、同社が運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」において、物価上昇に関するアンケートを実施した。それに基づき、物価上昇に伴う購買ニーズや消費動向を発表した。調査期間は6月23日~6月30日まで、20代以上の男女253人を対象にWEBアンケート形式で行われた。

 94%の回答者が、物価上昇を「感じている」「やや感じている」と回答した。安く買いたいものとして、「野菜」(23%)、「服」(20%)、「日用品」(19%)が挙がった。2022年5月の「PayPayフリマ」における「野菜」の購入件数は、昨年同月と比べて約2倍に増加した。

 価格の高騰が話題となった玉ねぎは、「PayPayフリマ」での購入件数が増加。2022年6月の市場価格は、昨年と比べて約2倍となっている。それに対し、「PayPayフリマ」での平均購入価格は微増程度で、購入件数は約6倍と大幅に増えていることがわかった。

 「PayPayフリマ」で野菜を購入するメリットとして、「市場より安く買える」「栽培者から直接購入でき、こだわりが感じられる」「新鮮な状態で届く」という点が挙げられている。消費者のニーズに合わせて、大量買いや詰め合わせの購入も可能。