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「ウェザーニュース」アプリで「電力需給予報」を公開中

 ウェザーニューズは、天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)にて「電力需給予報」を公開している。

 「電力需給予報」では、同社のエナジーフォーキャストセンターによる独自の電力需要予測と、電力会社から発表される電力の供給力のデータをもとに、国内の全電力エリア(計10エリア)分の「電力ひっ迫度(電力使用率)」を時系列で予報する。

 これによりユーザーは、電力需給が特に厳しい時間帯を確認することができる。

 ウェザーニューズによると、電力需要予測は、同社のデータ分析技術や需要予測の知見を活用しているという。電力会社の消費実績データとウェザーニューズの気象データを過去数年分学習させたAIモデルに、最新の電力データと気象データを30分ごとに取り込み電力需要を算出している。

 さらに、電力の消費量は人の体感に大きく左右されるため、「ウェザーニュース」アプリのユーザーから寄せられる天気や体感の報告を活用し、予測精度を高めているという。