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iPhone向けChrome、危険なWebサイトから身を守る「保護強化機能」などの新機能
2022年6月24日 13:38
米グーグル(Google)は、iOS向けのChromeに追加する予定の5つの機能を公式ブログで紹介した。
危険なWebサイトからユーザーを守る「保護強化機能」に対応
iOS向けのChromeでも「Enhanced protection(保護強化機能)」が利用可能となる。同機能を有効にすると、Chrome上で閲覧するWebページに関する情報を「Google Safe Browsing(グーグル セーフ ブラウジング)」に送信することで、アクセスするWebサイトが危険かどうかを、事前予測して警告する。
ユーザー名とパスワードなどの認証情報をWebサイトに入力する際、他のサービスなどで流出しているユーザー名とパスワードなどの認証情報を使おうとすると、これらを変更するように促す。
任意のアプリでユーザ名・パスワードを自動入力
Chromeには、「Google Password Manager(グーグル パスワード マネージャー)」が組み込まれている。
iOSでは、この機能をAutofill provider(オートフィル プロバイダー、パスワードの自動入力)として設定でき、Chromeで入力・作成したパスワードを、任意のWebサイトやアプリに自動入力できるようになる。
新しいコンテンツをより見つけやすく
Chromeでタブを開くと、検索またはURL入力のほかに、ブックマーク、リーディングリスト、最近使ったタブ、履歴、Discoverなどが表示される。
次回のアップデートでは、しばらくChromeを使っていない場合でも、Chromeを使って新しいコンテンツを見つけたり、検索したり、最も頻繁に訪れるWebサイトにアクセスしたりするのが容易になるという。これらの変更は、Android向けにも近日中に行われる予定。
より高速に、より正確にWebサイトを翻訳
デバイス上の機械学習を使った翻訳に対応する。さらに、アクセスしているページの言語を正確に識別し、翻訳する必要があるかどうかを正確に理解するために、言語識別モデルをアップデートする。これによって、よりよい翻訳結果が得られるようになるという。