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ドコモ、建設現場のDX化で日揮グローバルと業務提携

 NTTドコモは、海外プラント建設分野のデジタル化を目指し、日揮グローバルと業務提携を結んだ。

 今回の提携により、国内にいながら海外の建設工事現場の進捗状況を正確、かつ迅速に可視化して管理できるプラットフォームの共同開発に着手する。プラットフォームは、2022年中に東南アジアや中東での建設工事現場での利用開始を目指す。

 新たに開発するプラットフォームは、日揮グローバルが保有するプラント建設の進捗管理におけるプロジェクト管理の知見と、ドコモのドローン、AI、セキュリティなどの技術を組み合わせて、海外の建設工事現場の進捗管理を遠隔で行うことを目的としている。

建設工事現場の進捗管理イメージ

 具体的には、米国Reconstructが提供するビジュアル施工管理システム「Visual Command Center」を採用し、ドローンや360度カメラで逐次撮影した建設工事現場の画像データを抽出し、3D設計データを組み合わせて、工程スケジュールのデータと連動させる。

 遠隔地に居ながら、工期の進捗状況とあわせて可視化することで、より正確な建設現場の進捗管理が可能という。