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Galaxy S22シリーズのカメラアプリ「Expert RAW」、開発のきっかけは? 専門家が語る

 サムスン電子は、Galaxy S22シリーズなどに対応するカメラアプリ「Expert RAW」について、開発に協力した専門家ハミド・シェイク(Hamid Sheikh)氏とギリシュ・クルカルニ(Girish Kulkarni)氏のインタビューを掲載し、開発のきっかけなどを紹介している。

 「Expert RAW」は、4月14日時点でGalaxy S21 UltraおよびS22シリーズに対応したカメラアプリ。ISOやシャッタースピードなどを自在に設定できるほか、Adobe Lightroomとの連携も強化されており、プロのカメラマンのような撮影体験が実現するという。

 同アプリを開発したきっかけについて、ハミド氏は「より簡単なモバイル写真体験を切望する専門家や愛好家の写真コミュニティから、インスピレーションを受け、そのインスピレーションを現実のものにしたいという思いから生まれた」と回答。

 ギリシュ氏は、「プロやアマチュアの写真家の話を聞き、RAW画像の撮影、カメラのコントロール、編集後の体験、クリエイティブな機能などのニーズを確認した。そこで、RAW現像をベースにした新しいプロフェッショナルな体験を提供し、あらゆるレベルのフォトグラファーがカメラ操作とクリエイティビティを融合して、プロフェッショナルな写真を楽しむことができるようにすることを目指した」としている。

 ハミド氏は、サムスンリサーチアメリカのモバイルプロセッサイノベーション(MPI)ラボのインテリジェントイメージングチーム長を、ギリシュ氏は、サムスン研究開発センターインドバンガロール(SRI-B)のカメラソリューショングループ長を務めている。

 インタビューでは、「プロ仕様のカメラ機能をフルに活用した新しいエコシステムの構築にフォーカスし、Expert RAWを継続的に強化していきたい」とのコメントがあり、今後への意欲が示されている。