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ソニー、「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」を4月22日に発売――デュアルSIMに対応

 ソニーは、Androidスマートフォン「Xperia 5 III」のSIMフリーモデルを、4月22日に発売する。実売予想価格は11万5000円前後で、予約販売は3月23日13時から順次受け付ける。

「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」について

 「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」は、可変式望遠レンズや4500mAhの大容量バッテリーを、幅68mmのコンパクトなボディに収めたAndroidスマートフォン。

 SIMフリーモデルならではの特徴として、グロス仕上げの特別カラー「ブラック」が用意される。また、デュアルSIMに対応するほか、256GBのストレージ(ROM)を搭載する。

 LTE対応バンドは、1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42。5G対応バンドはn3、n28、n77、n78、n79となっている。

撮影性能

 「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」は、12MPの超広角レンズ(F値2.2)や同じく12MPの広角レンズ(F値1.7)に加え、12MPの可変式望遠レンズ(F値2.3・2.8)を備える。

 デジタル一眼カメラ「α」シリーズ譲りの最新技術として、動く被写体にピントを合わせ続ける「オブジェクトトラッキング」や「リアルタイム瞳AF」をサポートする。

 また、ソニー独自のAIを活用し、デジタルズーム時の画質劣化を低減する「AI超解像ズーム」にも対応。

 そのほか、動画撮影時に手ブレを抑える機能として、「FlawlessEye」対応の「ハイブリッド手ブレ補正」機能などを備える。

ディスプレイ

 約6.1インチの21:9シネマワイド有機ELディスプレイを搭載。120Hzのリフレッシュレートに対応し、なめらかな表示が実現する。

オーディオ

 「Xperia 5 II」との比較で、有線ヘッドホン使用時の最大音圧が約40%向上。迫力あるサウンドを楽しめる。

 ハイレゾ再生のほか、「LDAC」にも対応。また、ソニーの立体音響技術「360 Reality Audio」もサポートする。

ゲーム機能

 ゲーム体験の進化につながる機能として、前述のディスプレイやオーディオ性能に加え、ゲーム用の画質モードやハイフレームレート録画機能などを搭載。一部の機能に関しては、e-sportsのプロチーム「SCARZ」も開発に加わっている。

チップセットやカラーなど

 チップセットは、クアルコムの「Snapdragon 888 5G」を搭載。メモリー(RAM)は8GB、ストレージ(ROM)は256GBとなっている。

 本体カラーは、限定カラーのブラックに加え、グリーンとピンクの計3種類がラインアップされる。

販売情報や主なスペック表など

 「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」は、ソニーの直販サイト「ソニーストア」や直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」で販売されるほか、一部家電量販店やECサイトでも取り扱われる。

 発売記念キャンペーンとして、5000円のキャッシュバックキャンペーンが実施される。

 また、スタンド機能を備えた専用カバーも展開される。

「Xperia 5 III(SIMフリーモデル)」の主なスペック
項目内容
ディスプレイ6.1インチ 21:9FHD 120Hz HDR対応有機EL Corning Gorilla Glass 6
チップセットクアルコム Snapdragon 888 5G
メモリー/ストレージ8GB/256GB
アウトカメラ16mm:12MP 1/2.5 F2.2 Dual-PD
24mm:12MP 1/1.7 F1.7 Dual-PD OIS
70mm, 105mm:12MP 1/2.9 F2.3, 2.8 Dual-PD OIS
インカメラ8MP
LTEバンド1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42
5Gn3、n28、n77、n78、n79
サイズ157×68×8.2mm
重量168g
バッテリー4500mAh(ワイヤレス充電非対応)
カラーブラック、グリーン、ピンク
防水防塵IP68
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