ニュース

普段利用する決済手段は? 現金が最多でスマホ決済は約44%

最も使うスマホ決済は「PayPay」、d払いと楽天ペイは同率2位に

 MMD研究所は、QRコード決済サービスの利用動向を調査し、その結果を明らかにした。調査対象は18~69歳の男女4万4727人。調査期間は1月1日~15日。

普段の支払い方法は現金が最多

 普段利用している決済方法(複数回答)で最も多かったのは現金で、84.8%、次いでクレジットカードが69.6%、スマートフォン決済(タッチ決済、QRコード決済)は43.6%、カード型の交通系電子マネーが24.4%、カード型で交通系以外の電子マネーが20.2%、デビットカードが7.4%となった。

前回の調査との比較

 2021年7月に実施した前回の調査と比較し、普段の支払い方法で最も増加したのは、スマートフォン決済(タッチ決済、QRコード)でプラス1.1ポイント、最も減少したのはクレジットカードでマイナス1.5ポイント。

QRコード決済の認知・利用状況、ファネル分析

 QRコード決済の認知・利用状況は「現在利用している」が最も多く36.9%、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことがない」が17.0%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」が16.1%、「サービス名称・内容はよくわからない」が12.4%と続いた。

 QRコード決済の認知〜利用状況をファネル分析すると、認知が94.5%、サービス名認知が82.0%、内容理解が74.5%、利用検討が57.5%、利用経験が53.0%、現在利用が36.9%となった。

最も利用しているQRコード決済サービスと利用開始時期

 最も利用しているQRコード決済サービスを尋ねる設問では、PayPayが45.4%で1位、d払いと楽天ペイが16.7%で同率2位、au PAYが13.5%で4位、メルペイが3%で5位。

 最も利用しているQRコード決済サービスの利用開始時期に関する設問では、覚えていないが36.9%で最多、次いで2020年1月~6月が11.5%、2021年1月~6月が9.1%、2021年7月~12月が8.7%となった。

最も利用を検討しているQRコード決済サービス

 最も利用を検討しているQRコード決済サービスに関する設問では、PayPayが24.4%で1位、楽天ペイが18.7%で2位、d払いが16.1%で3位、LINE Payが10.1%で4位、au PAYが9.8%で5位になった。

最も利用を検討しているQRコード決済サービス