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ローランド、iPadとスマホで複数カメラを利用したライブ配信ができる「AeroCaster」

 ローランドは、複数のスマートフォンなどのカメラでライブ配信を手軽に行えるライブストリーミングシステム「AeroCaster VRC-01」を3月下旬に発売する。価格はオープン価格。

 音声の入出力などを行うハードウェアの「VRC-01」に専用アプリ「AeroCaster LIVE」(無料)をインストールしたiPadを組み合わせて使う仕組み。スマートフォンやタブレットのカメラ映像を専用アプリをインストールしたiPadへワイヤレス転送、マイクや楽器をVRC-01に接続すれば、高価な専用機器などを購入せずに、ライブ配信が行える。

使用のイメージ

 PAミキサーや高性能なマイクを接続できるため、音楽ライブの配信などにも対応できるほか、テロップの表示、効果音の挿入もできる。映像演出の設定は30種類まで登録可能。「オート・ディレイ」機能により、カメラ映像との遅延を自動的に計算し、音ズレが最小限になるよう出力されるという。

 カメラとして使用するスマートフォンは最大で4台まで接続でき、事前にアプリ「AeroCaster Camera」をインストールしておくことで、それぞれのカメラの露出やホワイトバランスはiPadから操作可能。接続したiPad本体のカメラも利用でき、最大で5台のカメラを利用できる。