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半数以上が「年越しそば」、初詣に行く人は増加傾向――LINEの「年末年始の過ごし方」調査
2021年12月29日 06:00
LINEは、 スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、年末年始の過ごし方と来年に期待していることについて、全国約55万人を対象に調査を実施した。
なお、調査は11月29日~12月1日に全国の13歳以上の男女を対象に実施された。
年末年始は「年越し蕎麦を食べる」が半数以上、「初詣に行く」は増加傾向
調査によると年末年始の過ごし方については、全体では「年越し蕎麦 (そば) を食べる」が1位で半数以上、2位は「お雑煮(おぞうに)を食べる」、3位「『紅白歌合戦』を見る」となった。
また、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が昨年に比べてやや落ち着きつつあることから、「年末年始セールで買い物をする」「お年玉をあげる」「おみくじを引く」といった外出や人とのコミュニケーションが伴う項目において微増傾向となった。
一方、例年上位に入っていた「ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズ」に関しては、休止後の新番組「絶対笑って年越したい!笑う大晦日 (仮)」を見る予定という人は現状では2割弱となっている。
昨年調査では7位であった、「初詣(はつもうで)に行く」は増加傾向で昨年の29.3%から7.5ポイントアップとなり4位に上昇した。
年代別でみても、初詣に行く人の割合はすべての年代において3割台と増加傾向にあることがわかった。
年代別調査では、年末年始関連の料理やテレビ番組を楽しむ人が多い傾向に
年代別の年末年始の過ごし方では、例年同様に「年越し蕎麦(そば)を食べる」が20代以上で最も高くなった。また、すべての年代で「初詣(はつもうで)に行く」が増加傾向となった。
なお、10代では「『紅白歌合戦』を見る」が他の年代に比べて高く5割弱で、ランキング外だが「おみくじを引く」も割合が他の年代に比べて高くなった。
このほか、「大掃除をする」も例年同様に30代以上で3割超えで、60代以上は他の年代に比べて食関連の項目の割合が高い傾向となっている。
2021年の幸福度スコア、昨年より全体で4.4ポイント増
2021年における、自身の「幸せ度合い」を0点~100点満点で採点してもらった結果、今年はすべての都道府県で幸福度のスコアが増加傾向となった。
また、幸福度の高い都道府県をみると、1位は宮崎県(昨年4位)、2位は奈良県、3位は大分県となった。一方、昨年のトップ3である、鹿児島県・沖縄県・福井県は5位以下となった。
約6割が「2022年は良い年になる」、10代は7割超
2022年はどんな年になると思うか聞いた調査では、昨年に比べて良い年になると回答した人(「とても良い年になると思う」「良い年になると思う」「やや良い年になると思う」の合計)が約6割を占め、昨年より10.3ポイント増加した。
2022年に期待することではコロナ関連が引き続き上位、旅行やイベント関連も増加傾向に
2022年に期待していることでは、昨年同様コロナ収束関連の項目の割合が高い傾向となり、「新型コロナウイルスの収束」が1位となった。
10代では「2020年以降に中止/延期になったイベントの開催」や「5G回線/スマホの普及」、20代では旅行関連への期待も高く「Go To トラベルの再開」や「海外旅行に行く」が2割~3割ほどおり、特に女性20代の期待値が高いことがわかった。
また、女性10~20代で「ジブリパークのオープン」がランクイン。10代、30代~40代では「18歳以下への10万円給付」がランクインしており、給付対象である家族や自身が含まれる層で関心が高まる傾向が見られた。
このほか、男女ともに20~30代では「在宅勤務/テレワークの継続」が他の年代に比べて高い傾向で、「FIFAワールドカップの開催」は全体的に男性の期待が高く、特に30~40代がやや高い結果となった。