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「au」と「UQ mobile」、契約解除料を来年3月に撤廃

「アップグレードプログラム」のau継続条件も廃止へ

 KDDIと沖縄セルラーは23日、auとUQ mobileの契約解除料を22年3月31日で廃止すると発表した。一部の定期契約プランの受付終了や特典付与の廃止などが行われる。

 また、au契約継続条件を課していた一部の端末購入プログラムについて、同条件を撤廃し、解約後も特典を利用できるようにする。

契約解除料の廃止

 定期契約のある料金プランや割引特典を、中途解約する際に必要だった契約解除料について、22年3月31日で契約解除料を廃止する。

 契約期間を定めた料金プランや割引特典は、auの「WiMAX 2+フラット for DATA EX(2年契約)」や「2年契約N」(割引特典)、UQ mobileの「おしゃべりプラン」など。

 これに伴い、契約更新時の特典であるau STARの2年契約更新ギフト券プレゼントについては、22年3月分で提供を終了する。

 auでは、割引特典「2年契約N」と同等の割引特典として「au PAY カードお支払い割」を提供するほか、UQ mobileでは長期利用割引とスマトク割を廃止し、基本料金を割引適用後の金額に改定するとしている。

端末購入プログラムの改定

 2019年9月に新規受付を終了した端末購入プログラム「アップグレードプログラム」の対象プログラムについて、au契約継続条件を廃止する。

 これにより、auを解約した後でも、「端末の買い換え」と「旧機種の回収」条件を満たすことで、分割支払金残額の支払いが不要になる特典を利用できる。

対象の購入プログラム

  • アップグレードプログラムEX/EX(a)
  • アップグレードプログラム(タブレット)
  • アップグレードプログラム(ジュニア)