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ドコモが沖縄の通信設備で使う電力を再生可能エネルギーに切替、脱炭素を推進

 NTTドコモは、沖縄電力の電気料金メニュー「うちな~CO2フリーメニュー」を契約し、2021年12月の利用分から順次、沖縄県内の通信ネットワーク設備で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替える。

 「うちな~CO2フリーメニュー」は、太陽光や風力を利用した発電や、建築廃材などを有効活用したバイオマス発電など、沖縄県内の資源に由来する非化石証書を使用した、地産地消型のCO2排出量実質ゼロを実現する電気料金メニュー。

 ドコモは今回、沖縄県内の通信ネットワーク設備について、再生可能エネルギーが供給できない一部の離島の基地局設備などを除き、使用する全ての電力を再生可能エネルギーに切り替える。

 切替対象となる電力量は、年間で約1500万kWhとなり、CO2排出量を年間約1万2000t削減できるという。

 今後もドコモは、同社の事業活動での温室効果ガス排出量を2030年までに実質ゼロにする「2030年カーボンニュートラル宣言」を実現するため、さまざまな取り組みを推進していくとしている。

 またドコモでは、ユーザー・パートナー企業・ドコモが一体となってカーボンニュートラルに取り組む活動を「カボニュー」と名付け、社会全体の脱炭素に取り組むという。